アフターサービス
修理
弊社では、修理は楽器店・卸問屋経由で受け付けております。
直接修理を承ることはできませんので、購入店や最寄りの楽器店にご依頼ください。
なお、インターネット等の通信販売を利用した場合、通販サイトによっては修理を受け付けない場合もあるようですので、ご購入の際は十分ご留意ください。
経年品の修理
修理可否は、現物を拝見しての判断となります。
経年劣化等で部品交換が必要な場合、当時の部品がほとんど残ってないため、対応できない可能性もございますので、予めご了承の上、ご依頼ください。
修理対象製品
修理は、弊社製品及びOEM製品のみ承っております。
他社製品は駆動方式や部品が異なるため、修理することができません。
写真や動画での修理可否の確認・お見積の依頼について
撮影状況によって振りや音が変わり、また欠損部品も分からないことが多く、映像から判断することは極めて難しいため、承っておりません。現物を拝見してから、卸問屋経由でご依頼のあった楽器店に、修理の可否や内容をご連絡しております。
部品
お客様ご自身で交換・補充できる一部部品は、単体で販売しております。
下記をご一読の上、最寄りの楽器店でお取り寄せいただくか、弊社オンラインショップ 「日工ダイレクト」 をご利用ください。
遊錘(おもり)について
遊錘は個々に微妙な重量の差があるため、弊社工場ではメトロノーム1台ごとに遊錘に合わせてテンポを微調整して出荷しています。
遊錘の重量の差は、1/100g単位のわずかなものですが、出荷時の遊錘を別な遊錘に取り替えた場合、多少のテンポ誤差が発生します。
遊錘を交換する場合は、通常はメトロノーム本体を一旦楽器店経由で戻していただき、弊社で調整してから、再び楽器店経由でお渡しするのが基本となっております。費用面や時間的な理由などで、多少のテンポ誤差を許容するお客様に限り、遊錘部品のみの販売をしております。ご了承の上、ご注文をお願いいたします。
目盛カバー(前フタ)・底板について
「スタンダード・plus・light・ラミエール・文字の大きな・文字のはっきりした・点字」 各プラスチック製品
目盛カバー(前フタ)や底板は、単品でご購入いただけますが、10年以上前に購入された製品には合わない可能性がございます。古い製品に現在の目盛カバーや底板を入れると、多少ガタついたり、逆にきつくて入りづらい場合がございます。ご了承の上、ご注文をお願いいたします。
木製 各製品
- 目盛カバー(前フタ): 目盛カバーとケース本体を一対として製造しており、フタのサイズに個体差があるため、個別販売はできませんので、ご了承ください。
- 底板: 底板はそれぞれのケース本体に合わせて製造しており、個別販売はできませんので、ご了承ください。
その他
機械式メトロノームについて
製品は、メトロノームの旧JIS規格(現在は廃止)をもとに、さらに厳しい条件を定めた独自の社内基準に基づいて製造しています。
ただし、基準内における個体差・動作条件によって、複数の製品や電子メトロノーム等を同時に動かしても、継続的に一致(同期)することはなく、通常は次第にずれてくることをご承知おきください。
なお、動画サイト上の実験で見られるような同期現象は、固定されていない台の上で動かすことにより、個々の動きが互いの動きに影響して、次第に全体の動きが一致(同期)してくるものです。通常の使用形態とは全く異なり、同期している時のテンポも、目盛表記のテンポとは、ずれが生じてます。
経年製品の問い合わせについて
過去に販売した製品の製造年代や製品情報に関する照会は一切行っておりませんので、ご了承ください。
修理においては、製造年代にかかわらず、現物を拝見して、可否を判断しております。上にスクロールしていただき、"修理"をご一読ください。
市販の油について
メカ部品には特別なグリスを使用しております。グリスに他の油類が混ざると、グリス本来の機能が低下してしまいます。絶対に油は注さないでください。動きが悪くなったと思われる場合は、修理をご検討ください。
木製の目盛カバー(前フタ)について
出荷時と同様、目盛カバーは、遊錘をテンポ40まで上げてから閉めてください。遊錘が中間の位置でも閉まる場合が多いですが、長期間そのままにしていると、振り竿(タクト)が変形することがあります。