日工精機 「日工メトロノーム」
機械式・振り子式メトロノームと真剣に向き合って60年以上。
計器の製造販売会社として、1921年創業、1953年設立。
プレスや旋盤などの自社設備と技術を生かし、
1961年より機械式メトロノームの量産を開始。
以来、機構部品の製造からメトロノームの組立まで、
国内自社工場で一貫生産する機械式に特化したメーカーです。
他社が工場の海外移転や外注化を進める中、唯一の「日本製」
機械式メトロノームとなっています。
日工式の特長
丈夫で長持ち
耐久性を考え、見えないところも手を掛けています。
使い続けると、無理なコストダウンを図る廉価品との違いが分かります。
- 心臓部となる部品は、プラスチックではなく、鉄や真鍮などの硬くて
丈夫な金属を使用。金属は熱処理(焼き入れ)を行い、1,000万回以上の
打撃にも耐えます。 - 金属は原材料で仕入れ、社内にて機械加工するため、常に品質を維持。
ダイナミックな振り幅
機械式・振り子式メトロノームのメリット「目で見る」見やすさに
こだわります。
- 振り幅は、80度以上と大きくなるよう、1台ごとに調整。
- カチッと音がした後、慣性で振る距離が長い機構設計に。
このゼンマイの補助動力が作用しない「ため」の部分が長いほど、
流れるような、自然な振り子運動に近い動きになります。
振り子が戻る際の動きも滑らかです。
重厚で、切れのある音
- 一打撃15°の大きな歯車の回転力によって カチッという切れのある音に。
- 打撃に必要なゼンマイの力を充分に伝えることで、楽器に負けない大きく重厚な音になります。
振りと音を左右等しくする機構
- メカは、2枚の歯車が交互に通り、1個の爪が回転して動く独自設計。
高精度に加工した歯車を2枚組み合わせることで、部品のバラつきを
減らし、左右均等な振りと打撃音になります。
ゼンマイと拍子のベルは片側で操作
- 片側に操作部があるので、片手でメトロノーム本体を支えたまま、
持ち替えることなく、ゼンマイの巻き足しと拍子の設定ができます。
巻き足しできるゼンマイ
- 振り子を動かしたまま止めずに、ゼンマイを巻き足すことができます。
動力源のゼンマイは、軸に直接固定せず、箱に収められています。
その箱(香箱)が回転して、駆動部に力が伝わります。
豊富なラインアップ
- 「木製」と「プラスチック製」、
持ち運びに便利な「ミニサイズ」から
アンサンブルに最適な「ジャンボサイズ」まで、
幅広く取り揃えています。
在庫と供給
- 豊富に在庫し、製品の安定供給に努めております。
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